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| ■玄関 | |||
| 一家に一枚は全身の映る鏡が欲しいものですが、その全身鏡は玄関に取り付けるのが一番良いようです。それは第一に 「帽子から靴まで」の完全な姿を映せるのは、普通の日本家屋では玄関しかないからです。第二に来客の身だしなみにも喜ばれます。そして第三に、日本家屋は障子や押入が多く、なかなか鏡を取り付ける壁がありませんが、玄関は比較的壁の面が大きいからです。大 きな取り付け鏡の余裕はなくても、掛け鏡程度はぜひ玄関に備えたいものです。玄関ではこのほか防犯用マジックミラーの利用も考えられます。この場合夜は外部側を門灯等で明るくしておく必要があります。その他には凸面鏡等の利用も考えられます。 | |||
| ■居間 | |||
| 着付けなどのために、できれば全身が映る鏡がほしいところです。どうも居間に大きな鏡があると落ちつかなくてという人が多い様ですが、その場合は、なるべく部屋の端に取り付ける、カーテンで隠しておく、押入鏡として襖の裏側に可動鏡を取り付ける、あるいは備え付けのロッカータンスの戸の裏側に取り付ける。といった工夫をすればいいでしょう。 | |||
| ■子供部屋 | |||
| 顔や手の汚れを見たり、姿勢や歩き方、服の着こなし、こういったことをしつけるには、鏡が最適です。親がいくら口で言っても、なかなか理解できないからです。また小さいときから自分の姿を客観的に見つめるのに役立ちます。幼い子供が一人でいる場合、隣の部屋などから注意するためにも、鏡が利用できます。 | |||
| ■キッチンルーム | |||
| 鏡のあるキッチンはどうも少ないようですが、鏡が一枚あるととても便利なものです。炊事中に玄関のブザーが鳴ったときなど、身だしなみが気になるものですが、身近に鏡があるとさっと手入れができます。キッチンはものが多くてなかなか鏡を取り付ける場所もありませんが、掛け鏡を一枚吊るだけでもずいぶん潤いがでるものです。 | |||
| ■洗面所 | |||
| 洗面室にはもちろん鏡はつきものですが、とかく実用本位で小さなものが多いようです。思いきって壁いっぱいに取り付けますと、明る くて清潔な雰囲気となります。 | |||
| ■浴室 | |||
| 浴室も鏡の設置が多いところです。鏡は湿気の多い所に使用されますと反射膜(銀面)の腐蝕（黒ずみ）や、剥がれの原因となります。また、金属部分は錆の原因となりますとなりますのでご注意ください。湿気の多い浴室や水回りには特に防水性、耐薬品性に優れた特殊防湿鏡（デラックスミラー）をご使用下さい。詳しくはメンテナンスをご覧ください。 | |||
| ■廊下・階段 | |||
| 廊下や階段の踊り場などは、とくに薄暗く、また狭苦しいことが多いようですが、鏡を使って明るく広い感じにすることができます。 | |||
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