東京都鏡商工業協同組合

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鏡のつかい方
鏡をつかった空間演出
■開口部の幅を拡げる
開口部に接する左右の壁を適当な幅で天井から床まで鏡にする。
戸を開けた場合、窓外の景色はそのまま左右に延長され、開口部が広がったような印象を受け、この部屋は実際以上に開放的な空間となります。
■部屋の幅を拡げる
向かい合った壁面の、天井と床に接した部分に鏡の帯をつくる。
天井面および床面が視覚的に延長されます。椅子に座った場合と立った場合の視線の高さの部分は普通の壁にしておきます。落ち着きを失わないためです。
■部屋の高さを拡げる
一方の壁面に接した天井の部分に鏡を貼る。
その壁面は上の方に延長して感じられます。いわば吹き抜けの効果が得られます。
■部屋の幅を拡げ光を奥まで届かせる
手前を開口部とした場合、鏡を帯状に間隔をおいて貼り付ける。
開口部からはいった光は、それぞれの鏡によって奥の方まで反射される。部屋はもちろん幅広く感じられます。
■空間演出の工夫
◆できるだけ自分の姿がいつも映らないようにする。そうすることで部屋に落ちつきを与える効果もあります。 
◆鏡の小口はできるだけ見せないようにします。
◆何か目を引くもの、置物とかシャンデリアとかを反射させる。そのために鏡に映る床、天井など の仕上げに特徴のあるものや、色を使うことも大切になります。
◆鏡と壁面とのつながりを綺麗に仕上げ、壁の厚みを感じさせる程度に鏡面を引っこめて取り付 けます。
◆鏡面に照明器具などを取り付けるのも一方法です。
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